ノーベル生理学・医学賞の光遺伝学とは何か?

夜の書斎の机で青く光るランプに向かって緑色の小さな藻が泳ぎ、背景に神経細胞のような枝分かれした線が広がる。積んだ本の上のふくろうがその光を見つめている水彩イラスト。

2026年10月5日(日本時間の同日夜)、今年のノーベル生理学・医学賞を、米国のカール・ダイセロス氏、ドイツのペーター・ヘーゲマン氏とゲオルク・ナーゲル氏の3人に贈ることが発表されました。授賞の理由は「光で開閉するイオンチャネルと光遺伝学に関する発見」です[1]。

「光で脳を操る」と聞くと、SFのように感じるかもしれません。この記事では、光遺伝学(オプトジェネティクス)とは何か、なぜノーベル賞に選ばれたのかを、パーキンソン病・認知症・うつ・痛み・失明など、在宅医療でも出会う病気とのつながりを例に、できるだけわかりやすく解説します。

SECTION 01 結論:光で「狙った神経細胞だけ」をオン・オフする技術

先に要点をまとめます。

1

光遺伝学とは

光に反応するタンパク質の設計図(遺伝子)を、狙った種類の神経細胞にだけ組み込む方法です。そこへ光を当てると、その細胞だけを働かせたり(オン)、止めたり(オフ)できます。

2

始まりは「光の方へ泳ぐ藻」の研究

ヘーゲマン氏とナーゲル氏が、単細胞の緑藻クラミドモナスから、光で開くタンパク質「チャネルロドプシン」を見つけました(2002・2003年)。ダイセロス氏は2005年、これを神経細胞の「光のスイッチ」として使えることを示しました。

3

「どの回路が症状を生むのか」を確かめられるように

動物実験で、パーキンソン病、不安やうつ、記憶、痛みにかかわる神経の回路が次々に明らかになり、脳の研究の進め方を大きく変えました。

4

治療としては、まだ研究の段階

人での応用は、失明した方の視覚を一部取り戻す臨床研究が先頭を走っています。在宅医療で今すぐ受けられる治療ではありません。

SECTION 02 受賞の概要:3人は何を見つけたのか

ノーベル生理学・医学賞を選ぶカロリンスカ研究所のノーベル会議は、光遺伝学を「生きている脳の中で、神経細胞がどのように記憶や感情、行動を形づくっているかを示すことを可能にした方法」と説明しています[1]。受賞者は次の3人で、賞金1,200万スウェーデン・クローナを3人で等分します[1]。

1

ペーター・ヘーゲマン氏(1954年生まれ)

ベルリン・フンボルト大学(ドイツ)

単細胞の緑藻が、なぜ光の方へ泳げるのかに興味を持ったことが、すべての始まりでした。藻が光を感じるしくみを長く研究し、ナーゲル氏らとともにチャネルロドプシンを見つけました[1]。

2

ゲオルク・ナーゲル氏(1953年生まれ)

ヴュルツブルク大学(ドイツ)

ヘーゲマン氏らと共同で、藻の遺伝子をカエルの卵の細胞などに組み込み、光を当てるとイオンが流れることを確かめました[2][3]。どんな細胞に入れても、その細胞が光に反応するようになることがわかりました[1]。

3

カール・ダイセロス氏(1971年生まれ)

スタンフォード大学、ハワード・ヒューズ医学研究所(米国)

精神医学と生体工学の教授で、精神科医でもあります。チャネルロドプシンの遺伝子をラットの神経細胞に組み込み、青い光で神経の信号を出すことに成功しました[1]。

3人の仕事をひと言でまとめると、「藻が光を感じるタンパク質を見つけ(ヘーゲマン氏・ナーゲル氏)、それを神経細胞のスイッチに変えた(ダイセロス氏)」となります。ノーベル会議は、これまでの脳の研究でわかっていたことを「疑問符だらけの見取り図」にたとえ、光遺伝学によってそれが変わりつつあると述べています[1]。

SECTION 03 しくみ:藻の「光で開く門」を神経細胞に

脳や神経は、神経細胞どうしが電気の信号をリレーすることで働いています。神経細胞の表面には、イオン(電気を帯びた小さな粒)を通す「門」(イオンチャネル)があり、門が開いてプラスのイオンが流れ込むと、信号が生まれます。

緑藻のクラミドモナスは、目のような「眼点」で光を感じ、光の方へ泳ぎます。ヘーゲマン氏とナーゲル氏は、その光を感じるタンパク質が、光が当たると自ら開く「門」そのものであることを突き止め、チャネルロドプシンと名づけました[2][3]。青い光が当たると門が開き、プラスのイオンが細胞の中に流れ込みます[1][3]。

この門の設計図を神経細胞に組み込めば、光を当てるだけで、その神経細胞に信号を出させることができます。ダイセロス氏らは2005年、この方法で神経細胞の信号を1000分の1秒(ミリ秒)単位の正確さで操れることを示しました[4]。2007年には、反対に光で信号を止める道具(古細菌のハロロドプシン)も加わり[5]、生きたマウスの脳の中でも光のスイッチが働くことが示されました[1]。

図1 光遺伝学のしくみ

3つのステップで、狙った神経細胞だけを光で操ります。

1光に反応するタンパク質の設計図を選ぶオンにする:藻のチャネルロドプシンオフにする:ハロロドプシンなど2運び屋で、狙った神経細胞に届ける病気を起こさないよう作り変えたウイルスに設計図をのせ、特定の種類の細胞で働かせる3光を当てて、その細胞だけを操る動物では細い光ファイバーで脳に光を届ける目は外から光が届くため、人での研究が先行光の色で、オンとオフを切り替える青い光門が開き、プラスのイオンが流れ込む→ 信号が出る(オン)黄色い光マイナスのイオンを取り込む→ 信号が止まる(オフ)

出典:ノーベル会議の発表資料[1]、Boyden ES, et al. 2005[4]、Zhang F, et al. 2007[5]、Deisseroth K. 2015[6]をもとに作成。

では、すでにある薬や電気刺激と、何が違うのでしょうか。図2のように、光遺伝学の強みは、狙った種類の細胞だけを、とても速く、オンにもオフにもできる点にあります[6]。

図2 薬・電気刺激・光遺伝学のちがい

脳の働きに影響を与える3つの方法を比べました。

薬(飲み薬・注射など)血液にのって全身に広く届く。効き始めや切れるまでに時間がかかる(分〜時間)電気刺激(脳深部刺激療法など)電極のまわりの細胞や神経線維を、種類を問わずまとめて刺激する光遺伝学設計図を組み込んだ種類の細胞だけが反応。1000分の1秒単位でオン・オフできる

出典:Deisseroth K. Nat Neurosci. 2015[6]、Gradinaru V, et al. Science. 2009[7]をもとに作成。薬の効き方は種類によって異なります。

たとえるなら

脳を、たくさんの電球が配線でつながった大きな家にたとえてみます。薬は、家じゅうの電気の流れを少しずつ調整するようなもので、効き目は広く、ゆっくりです。電気刺激は、ある部屋のスイッチをまとめて入れるようなものです。光遺伝学は、「この種類の電球だけ」に受信機を取り付け、リモコンで一瞬のうちに点けたり消したりする方法です。

この「特定の電球だけを、狙ったタイミングで点けたり消したりできる」ことで、研究者は「この回路を止めると症状が出る」「動かすと症状が消える」と、原因と結果を直接確かめられるようになりました[1][6]。

SECTION 04 研究のあゆみ:藻の研究からノーベル賞まで

藻が光の方へ泳ぐしくみという、病気とは一見関係のない基礎研究から、脳の研究全体を変える方法が生まれました。

図3 光遺伝学のあゆみ

おもな出来事を年ごとにまとめました。

2002緑藻クラミドモナスから、光で開く門「チャネルロドプシン-1」を報告2003青い光で開き、プラスのイオンを通す「チャネルロドプシン-2」を確認2005ラットの神経細胞に組み込み、光で信号を出すことに成功(ミリ秒単位)2007生きたマウスの脳で光のスイッチが働くことを確認。光で止める道具も2009パーキンソン病のモデル動物で、脳深部刺激療法が効くしくみを分析2012東京大学などの国際チームが、チャネルロドプシンの立体構造を解明2021失明した患者さん1人で、視覚の一部が回復したと初めて報告2026ノーベル生理学・医学賞を受賞

出典:ノーベル会議の発表資料[1]、各原著論文[2][3][4][5][7][8][9]をもとに作成。

日本の研究者も貢献しています
  • 東北大学の八尾寛氏らは2006年、チャネルロドプシン-2を動物の神経細胞に組み込み、青いLEDの光で神経の信号を出せることを報告しました[10]。
  • 東京大学の濡木理氏・加藤英明氏らは2012年、ダイセロス氏・ヘーゲマン氏らとの国際共同研究で、チャネルロドプシンの立体構造を明らかにしました。門の形がわかったことで、性質を変えた改良版を設計する道が開かれました[8]。
  • 1987年にノーベル生理学・医学賞を受けた利根川進氏らのグループは、光遺伝学を使って記憶のしくみを研究してきました(SECTION 05で紹介します)。
在宅療養中の方・ご家族へ

SECTION 05 在宅医療で出会う病気と、光遺伝学の研究

訪問診療では、パーキンソン病などの神経の難病、認知症、うつや不安、がんの痛み、視覚の障害など、脳や神経にかかわる病気や症状と向き合う場面が多くあります。光遺伝学は、こうした病気の「しくみ」を解き明かす研究で大きな役割を果たしてきました。身近な場面とあわせて紹介します。

なお、1〜4は動物での研究で、人の治療として行われているものではありません。

1

パーキンソン病:脳深部刺激療法が効くしくみ

動物実験

パーキンソン病(指定難病6)は、手足のふるえや動作の遅さなどが起こる病気で、65歳以上ではおよそ100人に1人とされます。薬だけでは症状を抑えにくくなった方には、脳の深いところに電極を入れ、胸に植え込んだ装置で刺激する「脳深部刺激療法(DBS)」があり、日本では2000年から保険で受けられます[11]。

ただ、なぜ効くのかは長くはっきりしませんでした。ダイセロス氏らは2009年、パーキンソン病のモデル動物で回路の部品を一つずつ光で操り、刺激する場所(視床下核)の細胞そのものより、そこへ入ってくる神経線維を刺激したときの効果で、治療効果を説明できることを示しました[7]。

身近な場面ふるえやすくみ足で通院が大変になり、ご自宅で療養している方や、DBSの装置を胸に入れて暮らしている方もいます。この研究は、DBSのしくみの理解を深め、治療の改良を考える手がかりになっています。

2

認知症:記憶は「消えた」のではなく「取り出せない」?

動物実験

利根川進氏らのグループは2016年、早期のアルツハイマー病のモデルマウスで、記憶を蓄えた神経細胞(エングラム細胞)を光で刺激すると、ふだんの手がかりでは思い出せなかった記憶を思い出せることを報告しました。記憶そのものは保存されていて、「取り出し」がうまくいっていない可能性を示した研究です[12]。

身近な場面認知症の方が、昔の写真やなじみの歌をきっかけに、生き生きと思い出を語り出されることがあります。マウスでの結果がそのまま人に当てはまるかはわかっていませんが、「思い出す力」に目を向けた研究として注目されています。

3

うつ・不安:気分にかかわる回路を確かめる

動物実験

マウスの実験で、脳の扁桃体の中の特定の連絡路を光で刺激すると不安に関係する行動が和らぎ、逆に抑えると強まりました[13]。また、ネズミの仲間(げっ歯類)の実験で、中脳のドパミン神経を光で抑えると、慢性的なストレスで見られるような「うつに似た行動」が現れ、ストレスを受けた動物でこの神経を光で刺激すると、そうした行動が和らぐことも示されました[14]。

身近な場面長い療養生活の中で、気分の落ち込みや不安が強くなる方は少なくありません。こうした研究は、うつや不安を「気の持ちよう」ではなく、脳の回路の働きの変化として理解する手がかりになっています。

4

痛み:痛みを伝える神経を光で静める

動物実験

マウスの痛みを伝える神経に、光で信号を止めるタンパク質を組み込み、皮膚の上から光を当てると、痛みが和らぎました。神経が傷ついて起こる痛み(神経障害性疼痛)のモデルでも、痛みへの過敏さが改善しました。研究者たちは、新しい鎮痛薬を効率よく調べる方法としても役立つ可能性があるとしています[15]。

身近な場面がんの痛みや、しびれを伴う神経の痛みは、緩和ケアでとても大切な症状です。光遺伝学は、痛みのしくみの研究や、薬の開発を支える道具として使われています。

5

視覚:失明した方の「見る力」を一部取り戻す

人での臨床研究

網膜色素変性症(指定難病90)は、網膜で光を感じる細胞(視細胞)が少しずつ失われていく遺伝性の病気で、4,000〜8,000人に1人が発症するといわれます[16]。2021年、この病気で視力を失った患者さん1人の目に、光を感じるタンパク質の設計図をウイルスで届け、特殊なゴーグルと組み合わせたところ、物を見つけ、数え、手で触れられるようになったと報告されました。神経が失われていく病気で、光遺伝学による機能の部分的な回復が報告された初めての例です[9]。

目は、体の外から光が届く「窓」です。脳の奥に光ファイバーを入れる必要がないため、人での応用は目から始まりました。いくつかの臨床試験が進んでいますが、安全性の確認など、乗り越えるべき課題も残っています[17]。

身近な場面視覚に障害がある方の在宅療養では、家の中での安全な移動や、薬の管理が課題になります。将来の治療の選択肢として期待されていますが、まだ臨床試験の段階です。

名前に「光」がつく、別の治療と混同しないで
  • 光免疫療法:がん細胞に結びつく抗体の薬を点滴し、そこにレーザー光を当ててがん細胞を壊す治療です。2020年に日本で、一部の頭頸部がんに対して承認されました[18]。遺伝子を組み込む光遺伝学とは別のものです。
  • 日光浴や高照度光療法:朝の光を浴びて体内時計を整え、睡眠のリズムを保つための方法です。これも光遺伝学とは関係ありません。

今回のニュースをきっかけに、「光で脳を治す」といった宣伝を目にすることがあるかもしれません。光遺伝学を使った治療で、承認されたものはまだありません。人での応用は、臨床試験の段階です[17][19](2026年10月時点)。

SECTION 06 ご本人・ご家族ができること

新しい医療のニュースに接したときは、次の4つを心にとめておくと安心です。

1

ニュースの「段階」を確かめる

「動物実験」「人での臨床試験」「国が承認した治療」のどれなのかで、意味は大きく違います。見出しだけで判断せず、どの段階の話かを確かめましょう。

2

臨床試験の情報は公的なサイトで探す

国内で行われている臨床試験(治験を含む)は、厚生労働省の「jRCT(臨床研究等提出・公開システム)」で検索できます[20]。

3

主治医に相談する

「自分の病気で参加できる臨床試験はあるか」「今の治療と両立できるか」は、病状をよく知る主治医に相談するのが確実です。

4

今できる治療とケアを続ける

新しい治療を待つあいだも、薬の調整、リハビリ、痛みの緩和、気持ちの支えなど、今できることはたくさんあります。

SECTION 07 よくある質問

Q

遺伝子を組み込むと聞くと不安です。子どもに遺伝しますか?

人での研究では、病気を起こさないように作り変えたウイルス(アデノ随伴ウイルスなど)を「運び屋」にして、目の網膜など限られた場所の細胞に設計図を届けます[9][17]。目など体の一部の細胞に働きかける方法で、精子や卵子の遺伝子を変えることを目的としたものではありません。ただし、運び屋のウイルスや、藻などに由来するタンパク質に対する免疫の反応など、長い目で見た安全性は確認が続いている課題です[19]。

Q

脳の奥まで、どうやって光を届けるのですか?

動物の研究では、細い光ファイバーを脳に入れて光を届けます[6]。人の脳で同じことを行うのはまだ難しく、外から光が届く目での応用が先に進んでいます。痛みの研究では、皮膚の上から光を当てる方法も試されています[15]。

Q

なぜ「脳の研究を変えた」と言われるのですか?

これまでの研究では、「ある場所が働いているときに、ある行動が起きる」という関係はわかっても、それが原因なのかは確かめにくいものでした。光遺伝学では、特定の細胞を狙ってオン・オフできるため、原因と結果を直接確かめられます。ノーベル会議は、光遺伝学が脳の地図づくりを、かつては夢に見るしかなかった形で可能にしたと評価しています[1]。

SECTION 08 こんなときはご相談ください

光遺伝学は将来に向けた研究ですが、ここで紹介した病気や症状には、いま受けられる治療やケアがあります。次のようなことでお困りなら、かかりつけ医や訪問診療の医師に相談してください。

1

パーキンソン病などの難病で、通院が大変になってきた

ふるえ、すくみ足、転びやすさ、飲み込みにくさなどで外出が難しくなったら、訪問診療という選択肢があります。

2

もの忘れが増えた、認知症の方の介護で困っている

急な変化(数日で混乱が強くなるなど)は、体の病気や薬の影響のこともあります。早めに相談しましょう。

3

気分の落ち込みや不安が続き、眠れない日が多い

落ち込みが続いている場合や、日常生活に支障が出ている場合は、ご本人だけで抱え込まずに相談してください。

4

がんの痛みや、しびれる痛みが続いている

痛みは我慢するものではありません。薬の種類や量の調整で和らぐことが多くあります。

ふくろう訪問クリニックは、福岡市早良区の訪問診療クリニックです。福岡市の早良区・西区・城南区・中央区で、通院が難しい方のご自宅に医師が月1〜2回伺い、緩和ケア、難病・希少疾患、精神科、認知症の在宅医療を行っています。お電話・メールのほか、公式LINEでも随時ご相談を受け付けています。

ご依頼の際は、保険証、(可能なら)今かかっている医療機関の紹介状、(あれば)お薬手帳やお薬の情報、(あれば)介護保険証、(あれば)公費の受給者証をご用意ください。

この記事の情報は2026年10月5日時点のものです。

SECTION 09 ご利用・採用のご案内

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参考文献

  1. The Nobel Assembly at Karolinska Institutet. Press release: The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2026. 2026年10月5日. https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2026/press-release/(2026年10月5日閲覧)
  2. Nagel G, Ollig D, Fuhrmann M, et al. Channelrhodopsin-1: a light-gated proton channel in green algae. Science. 2002;296(5577):2395-2398. doi:10.1126/science.1072068. PMID: 12089443
  3. Nagel G, Szellas T, Huhn W, et al. Channelrhodopsin-2, a directly light-gated cation-selective membrane channel. Proc Natl Acad Sci U S A. 2003;100(24):13940-13945. doi:10.1073/pnas.1936192100. PMID: 14615590
  4. Boyden ES, Zhang F, Bamberg E, Nagel G, Deisseroth K. Millisecond-timescale, genetically targeted optical control of neural activity. Nat Neurosci. 2005;8(9):1263-1268. doi:10.1038/nn1525. PMID: 16116447
  5. Zhang F, Wang LP, Brauner M, et al. Multimodal fast optical interrogation of neural circuitry. Nature. 2007;446(7136):633-639. doi:10.1038/nature05744. PMID: 17410168
  6. Deisseroth K. Optogenetics: 10 years of microbial opsins in neuroscience. Nat Neurosci. 2015;18(9):1213-1225. doi:10.1038/nn.4091. PMID: 26308982
  7. Gradinaru V, Mogri M, Thompson KR, Henderson JM, Deisseroth K. Optical deconstruction of parkinsonian neural circuitry. Science. 2009;324(5925):354-359. doi:10.1126/science.1167093. PMID: 19299587
  8. Kato HE, Zhang F, Yizhar O, et al. Crystal structure of the channelrhodopsin light-gated cation channel. Nature. 2012;482(7385):369-374. doi:10.1038/nature10870. PMID: 22266941
  9. Sahel JA, Boulanger-Scemama E, Pagot C, et al. Partial recovery of visual function in a blind patient after optogenetic therapy. Nat Med. 2021;27(7):1223-1229. doi:10.1038/s41591-021-01351-4. PMID: 34031601
  10. Ishizuka T, Kakuda M, Araki R, Yawo H. Kinetic evaluation of photosensitivity in genetically engineered neurons expressing green algae light-gated channels. Neurosci Res. 2006;54(2):85-94. doi:10.1016/j.neures.2005.10.009. PMID: 16298005
  11. 難病情報センター. パーキンソン病(指定難病6). https://www.nanbyou.or.jp/entry/169(2026年10月5日閲覧)
  12. Roy DS, Arons A, Mitchell TI, Pignatelli M, Ryan TJ, Tonegawa S. Memory retrieval by activating engram cells in mouse models of early Alzheimer’s disease. Nature. 2016;531(7595):508-512. doi:10.1038/nature17172. PMID: 26982728
  13. Tye KM, Prakash R, Kim SY, et al. Amygdala circuitry mediating reversible and bidirectional control of anxiety. Nature. 2011;471(7338):358-362. doi:10.1038/nature09820. PMID: 21389985
  14. Tye KM, Mirzabekov JJ, Warden MR, et al. Dopamine neurons modulate neural encoding and expression of depression-related behaviour. Nature. 2013;493(7433):537-541. doi:10.1038/nature11740. PMID: 23235822
  15. Iyer SM, Montgomery KL, Towne C, et al. Virally mediated optogenetic excitation and inhibition of pain in freely moving nontransgenic mice. Nat Biotechnol. 2014;32(3):274-278. doi:10.1038/nbt.2834. PMID: 24531797
  16. 難病情報センター. 網膜色素変性症(指定難病90). https://www.nanbyou.or.jp/entry/196(2026年10月5日閲覧)
  17. Busskamp V, Roska B, Sahel JA. Optogenetic vision restoration. Cold Spring Harb Perspect Med. 2024;14(8):a041660. doi:10.1101/cshperspect.a041660. PMID: 37734866
  18. 国立がん研究センター東病院. 光免疫療法. https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/clinic/head_neck_medical_oncology/040/060/index.html(2026年10月5日閲覧)
  19. Nakada N. Optogenetic vision restoration: translational barriers and emerging therapeutic strategies. Gene Ther. 2026(オンライン先行公開). doi:10.1038/s41434-026-00640-2. PMID: 42687007
  20. 厚生労働省. jRCT(Japan Registry of Clinical Trials:臨床研究等提出・公開システム). https://jrct.mhlw.go.jp/