「薬にできない」と言われた標的に、ソトラシブからダラクソンラシブへ
1982年に見つかった、がんの原因遺伝子RAS。全がんの4分の1、膵がんの9割にその変異があるのに、表面がつるつるで薬がはまらず、40年間「薬にできない標的」と呼ばれました。 2013年の小さなくぼみの発見、2021年の最初の薬ソトラシブ、そして2026年8月、膵がんで生存期間を2倍にして米国で承認されたダラクソンラシブ。日本で使える薬と、まだ使えない薬を分けて、副作用と薬代、治験の探し方まで書きます。
この回の結論
- RASは、細胞の「増えろ」の合図を中継するスイッチです。1982年にがんの原因遺伝子として見つかりましたが、表面がつるつるで薬がはまる場所がなく、40年間「薬にできない標的」と呼ばれました。全がんの4分の1、膵がんの9割にRAS変異があります。
- 2013年、変異の一種(G12C)にだけ小さなくぼみがあると分かり、2021年に最初の薬ソトラシブが米国で、2022年に日本で承認されました。2026年8月には、変異の種類を問わずRASを止めるダラクソンラシブが、膵がんで生存期間を2倍にして米国で承認されました。日本ではまだ承認されていません。
- ソトラシブは肺がんと大腸がんの一部(KRAS G12C変異、日本人の肺がんの約4%)で使え、副作用は下痢、吐き気、肝機能の数値の上昇。薬代は月約100万円で、高額療養費の上限に届きます。
この薬のプロフィール
| 一般名(商品名) | ソトラシブ(ルマケラス錠)。ダラクソンラシブ(米国名ラソンク、日本未承認) |
|---|---|
| 薬の家族 | 分子標的薬(RAS阻害薬の飲み薬。ソトラシブはKRAS G12C変異だけを、ダラクソンラシブは変異の種類を問わず活性型RASを止める) |
| 主に使うがん | ソトラシブ:化学療法後に進行したKRAS G12C変異陽性の非小細胞肺がん、同じく大腸がん(パニツムマブと)。ダラクソンラシブ(米国):1回以上治療を受けた転移性の膵がん |
| 使い方 | ソトラシブ:1日1回960mg(120mg錠8錠)。ダラクソンラシブ(米国):1日1回300mg |
| 日本での承認 | ソトラシブ2022年1月(肺がん)、2025年9月(大腸がん、パニツムマブと)。ダラクソンラシブは未承認(2026年9月時点) |
| 薬価の目安 | ルマケラス錠120mg 4,204.3円(薬価基準、令和8年8月13日適用)。ダラクソンラシブは薬価なし |
SECTION 01 生まれた日:40年間「薬にできない」と言われた標的
1982年、米国の3つの研究室が同時に、人のがん細胞から「がんを起こす遺伝子」を初めて取り出しました。それがRASです(Parada ら、Nature 1982ほか)。正常なRASと違うのは、たった1か所のアミノ酸の置き換えでした(Tabin ら、Reddy ら、Nature 1982)。 RASは、細胞の表面の受け皿(EGFRなど、第24・27回)から中の工場へ「増えろ」を中継するスイッチで、変異するとオンのまま固まります。全がんの4分の1、膵がんの9割以上、大腸がんの半分、肺腺がんの3割にこの変異があります。
原因が分かってから、製薬会社は40年、この標的に挑んで失敗し続けました。RASは表面がなめらかで薬がはまるくぼみがなく、細胞のエネルギー通貨(GTP)を極めて強くつかむため、押しのける薬が作れなかったのです。「薬にできない標的」という言葉が定着しました(Cox ら、Nat Rev Drug Discov 2014)。 2013年、米国サンフランシスコのケヴァン・ショカットらが、変異の一種G12Cの「C」(システイン)にだけ、薬が共有結合でくっつける小さなくぼみを見つけます(Ostrem ら、Nature 2013)。この発見から8年で最初の薬が、13年で2つ目の世代が生まれました。
- 1982年人のがんからRAS遺伝子が取り出される。原因は1か所の変異。
- 1980〜2000年代RASを止める薬の開発が次々に失敗。「薬にできない標的」に。
- 2013年ショカットらが、G12C変異にだけある小さなくぼみを発見。
- 2019年アムジェン社がそのくぼみにはまる薬(ソトラシブ)を作り、腫瘍が縮むと報告。
- 2021年5月、米国でRAS阻害薬として世界初承認(肺がん)。2022年1月、日本で承認。
- 2024年変異の種類を問わず「オンになったRAS」をまとめて止める新しい仕組みの薬(ダラクソンラシブ)が発表される。
- 2026年5月、膵がんの第3相試験で生存期間が6.6か月から13.2か月に延びたと報告。8月26日、米国で承認。日本では未承認。
SECTION 02 どうやって効くのか:くぼみに「くさび」を打つ薬と、スイッチごと抱え込む薬
RASは、GTPをつかむと「オン」、放すと「オフ」になるスイッチです。ソトラシブは、オフの状態のG12C変異RASのくぼみに入り込み、システインに共有結合で固定されて、二度とオンになれないようにします。くさびを打ち込むような薬です。 G12C以外の変異にはそのくぼみがないので、効きません。
- ダラクソンラシブは「オン」を止める細胞の中にもともとあるたんぱく質(シクロフィリンA)と手を組み、オンになったRASを三者で抱え込んで動けなくします。変異の種類を問わず、正常なRASにも作用するので、効き目は広く、副作用も広くなります。
- 正常な細胞にも届くRASは皮膚や腸の細胞でも働いているため、発疹、口内炎、下痢が出ます。ダラクソンラシブでは発疹が85%の人に出ました。効き目と同じ仕組みの副作用です。
- 逃げ道はできるRASの別の変異や、下流の中継の変化で、いずれ効かなくなります。そのときは化学療法や、他の薬との組み合わせに切り替えます。
SECTION 03 なぜ注目されるのか:肺がんでの最初の一歩と、膵がんでの生存2倍
2021年、化学療法後に進行したKRAS G12C変異の肺がん126人にソトラシブを飲んでもらうと、37.1%で腫瘍が縮み、進行までの期間は6.8か月、生存期間は12.5か月でした(Skoulidis ら、NEJM 2021)。 その後の比較試験では、ドセタキセル(第10回)に比べて進行までの期間が4.5か月から5.6か月に延びましたが、生存期間には差がありませんでした(de Langen ら、Lancet 2023)。大腸がんでは、パニツムマブ(第24回)と組むと進行までの期間が2.2か月から5.6か月に延びました(Fakih ら、NEJM 2023)。
2026年、1回以上の治療を受けた転移性膵がん500人を、くじ引きで「ダラクソンラシブ」と「医師が選ぶ化学療法」に分けた試験では、生存期間が6.6か月から13.2か月に延び、死亡のリスクは60%減りました。進行までの期間は3.5か月から7.3か月、腫瘍が縮んだ人は11.8%から33.2%。 副作用で薬をやめた人は、化学療法の11.2%に対して1.2%でした(O’Reilly ら、NEJM 2026、RASolute 302試験)。日本の施設もこの試験に参加しています。
| 薬とがん | 使い方 | 決め手になった試験 |
|---|---|---|
| ソトラシブ、KRAS G12C変異の肺がん | 化学療法(第8・9・12回)や免疫の薬(第39・40回)のあと | Skoulidis 2021(奏効37%)、de Langen 2023(進行まで4.5→5.6か月) |
| ソトラシブ、KRAS G12C変異の大腸がん | 化学療法(第14・15回)のあと、パニツムマブと | Fakih 2023(進行まで2.2→5.6か月)。日本は2025年9月承認 |
| ダラクソンラシブ、膵がん(米国) | 1回以上の治療のあと、1日1回300mg | RASolute 302(生存6.6→13.2か月)。米国2026年8月承認、日本未承認 |
| ダラクソンラシブ、肺がん・膵がんの一次治療など | 試験中 | 第3相試験が進行中(2026年時点) |
表1 RAS阻害薬の主な使われ方(添付文書、米国の承認情報、学会ガイドラインによる)。KRAS G12C変異は、日本人の肺がん(非扁平上皮がん)の約4.5%、大腸がんの約2.8%にある。
ソトラシブの添付文書の対象は、化学療法後に進行したKRAS G12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん、同じく治癒切除不能な進行・再発の大腸がん(パニツムマブと併用)です。使う前に、承認された検査でKRAS G12C変異を確かめます。肺がんの遺伝子検査は、治療前に複数の遺伝子をまとめて調べるのが標準です(第48回)。 ダラクソンラシブは2026年9月時点で日本では未承認で、通常の診療では使えません。米国の承認では、事前の遺伝子検査は必須とされていません。
SECTION 04 副作用と、家でできること:下痢、吐き気、肝臓、そして皮膚
ソトラシブの添付文書では、下痢25.9%、吐き気15.2%、疲労10.3%、肝機能の数値の上昇(ALT・AST各13.6%)、間質性肺疾患0.8%。パニツムマブと組む大腸がんでは、皮疹や低マグネシウム血症(第24回)が加わります。 ダラクソンラシブの試験では、発疹85%、下痢58%、口内炎53%、吐き気46%、嘔吐37%。重い副作用(グレード3以上)は化学療法より少なく(61.8%対69.6%)、副作用による中止は1.2%でした。米国の添付文書は、皮膚障害、口内炎、下痢、消化管穿孔、間質性肺疾患に注意を促しています。
下痢は止痢薬を手元に置き、出たらすぐ飲み、水分をとります。吐き気は食後に飲む、吐き気止めを使う。肝臓は飲み始めの3か月は3週間ごとに採血し、数値が上がれば休薬や減量をします。 ソトラシブは8錠を1回で飲みます。飲みにくければ水に溶かして飲む方法が添付文書にあります。
皮疹と口内炎(ダラクソンラシブ、パニツムマブ併用時)は、保湿、日焼け止め、やわらかい歯ブラシ、刺激の少ない食事。第24回と第30回の手当てが、そのまま使えます。 肺は、空咳・息切れ・発熱が出たら日数に関係なく連絡します。
-
こんなときは白目が黄色い、尿が濃い、強いだるさこうする肝障害の合図。早めに受診して採血を受ける。休薬で回復する
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こんなときは1日6回以上の下痢、水分がとれない、立ちくらみこうする脱水の合図。止痢薬を飲み、その日のうちに連絡する
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こんなときは空咳が増えた、息切れ、微熱が続く。急な強い腹痛こうする間質性肺炎や消化管の穴の合図。日数に関係なく、その日のうちに病院へ連絡する
ソトラシブは胃酸を抑える薬(プロトンポンプ阻害薬など)で吸収が落ちるため、飲み合わせを薬剤師に確かめます。肝機能の数値が高い人は減量から始めることがあります。 日本で承認されていない薬(ダラクソンラシブ)は、治験への参加や、承認後の保険適用を待つ形になります。個人輸入や自由診療での使用は、安全性と費用の面で当院は勧めません。
膵がんの患者さんのご家族から、「新しい薬が米国で承認されたと聞いた」と相談を受けることが、2026年の夏から増えました。当院では、この薬の承認の中身を別のコラム(関連する記事)で詳しく書いています。 日本で使えるようになる時期はまだ分からない、と正直に伝えたうえで、いま使える治療(第4・11・14回)を続けることの意味を一緒に確かめています。
ソトラシブを飲んでいる肺がんの方では、下痢と肝臓の数値が主な見張りどころです。8錠を朝食後にまとめて飲む習慣づくりを、最初の訪問で手伝います。
SECTION 05 薬価と自己負担:ソトラシブは月約100万円。ダラクソンラシブは薬価なし
ルマケラス錠120mgは4,204.3円。1日8錠で33,634円、30日で約101万円です(薬価基準、令和8年8月13日適用)。大腸がんではパニツムマブ(2週ごと約22万4千円、第24回)が加わります。 3割負担なら月約30万円ですが、高額療養費で、70歳未満・年収約370〜770万円なら月85,800円+(医療費−286,000円)×1%=約9万3千円、4か月目からは44,400円。70歳以上・一般なら外来22,000円が上限です(第1回の表1)。
ダラクソンラシブは日本で薬価がついていません。承認されれば、薬価は承認後に決まります。米国では2026年8月の承認の1か月あまり前に申請が受理されており、日本での申請と審査の見通しは、今後の情報を待つ必要があります。
「できない」と言われた標的に、薬が届いた年。
私が医師になったころ、RASは教科書に「創薬が困難」と書かれた標的でした。2026年、その標的を止める薬が、最も治りにくいがんのひとつである膵がんで、生存期間を2倍にしました。 この連載の第1回で「40年」という言葉を使いましたが、RASの40年はその縮図です。原因が分かることと、薬ができることの間には、それだけの時間があります。
ただし、日本の患者さんにとっては「まだ使えない薬」です。期待と現実の間で、在宅医にできるのは、いま使える治療を丁寧に続けることと、正しい情報を届けること。この回は、そのために書きました。
「この薬、家ではどう気をつければいいですか」と聞ける主治医を、持ってください。
ふくろう訪問クリニックは、福岡市早良区の在宅医療のクリニックです。 ご自宅はもちろん、有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホームへも医師が伺います。 病院で抗がん剤の治療を受けながら、家での体調管理や副作用の相談をしたい。飲み薬の治療を家で続けている。 病院の治療を終えて、これからの暮らしを考えたい。どの段階のご相談でもかまいません。ご家族だけでのお問い合わせも歓迎します。
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Q&A よくある質問
この回のチェックリスト(第33回ぶん)
- KRAS変異の種類(G12Cかどうか)をお薬手帳に書いた。
- ソトラシブは8錠をまとめて1日1回。胃酸を抑える薬との飲み合わせを確かめた。
- 止痢薬を手元に置き、飲み始め3か月の採血(肝臓)を予約した。
- 黄疸・強い下痢・空咳・急な腹痛は、待たずに連絡する。
- 未承認の薬については、治験の情報を主治医に聞く。個人輸入はしない。
この回に関連する記事
連載の外にある、ふくろう訪問クリニックのコラムです。この回の内容をさらに掘り下げたいときに読んでください。
- 米FDAが膵臓がんの新薬「ダラクソンラシブ」を承認2026年8月の米国承認の中身(試験の読み方、日本で使えるようになる見通し)を、公的機関の発表と論文だけを根拠に詳しく書いた当院のコラムです。
- 根拠には強さの順番がある:詐欺医療に騙されないこの回の「決め手になった試験」が、体験談・動物実験・比較試験のどの段にあるかを、一枚の表で確かめられます。
- 臨床試験で確かめること第1相〜第3相の試験がそれぞれ何を確かめる段階なのかを、人数と期間まで含めて説明しています。
連載「優秀な抗がん剤」全50回
- 抗がん剤80年の歴史——毒ガスから「自分の細胞」まで、80年でここまで来た
- シクロホスファミド——毒ガスの研究から生まれた、最初の抗がん剤
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- パクリタキセル——イチイの木を切り尽くす前に、葉から作れるようになるまで
- ドセタキセル——前立腺がんで初めて「延命」を証明した化学療法
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- テモゾロミド——脳腫瘍の治療を変えた、家で飲める抗がん剤
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- レナリドミド——サリドマイド薬害から復活した、骨髄腫の薬
- ダラツムマブ——点滴8時間が皮下注5分になった、骨髄腫の抗体薬
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- トレチノインと亜ヒ酸——ビタミンAの仲間と「毒」が、最も治る白血病を作った
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- がん遺伝子パネル検査——56万円で数百の遺伝子を読み、薬にたどり着くのは約1割
- 臓器横断的な薬——「臓器ではなく遺伝子で」薬を選ぶ時代
- リキッドバイオプシー——血液でがんの遺伝子を追い、再発の芽を見る
薬のこと・お金のことの相談先
電話番号や制度の内容は変わることがあります。最新の内容は各ページでご確認ください。治療中の方も、治療を終えた方も、ご家族だけでも相談できます。
- 治療を受けている病院の外来・化学療法室副作用が出たとき、まず連絡する先です。夜間や休日の連絡先は、治療の説明書や「治療日誌」に書かれていることが多いので、目につく場所に貼っておいてください。
- がん相談支援センター治療や薬のこと、お金や仕事のことを無料で相談できます。県内すべてのがん拠点病院にあり、その病院にかかっていなくても利用できます/福岡県「福岡県内のがん拠点病院がん相談支援センター」
- がん情報サービス(国立がん研究センター)がんの種類ごとの標準治療と、使われる薬の情報を、公的機関がまとめています/ganjoho.jp
- くすりのしおり(くすりの適正使用協議会)処方された薬の飲み方・注意・副作用を、薬の名前で調べられる患者向けの情報です/rad-ar.or.jp/siori
- 高額療養費制度の窓口(加入している健康保険)1か月の自己負担に上限を設ける制度です。会社の健康保険組合・協会けんぽ・市区町村の国民健康保険・後期高齢者医療広域連合など、保険証(資格確認書)に書かれた保険者に申請します。マイナ保険証を使えば、窓口での支払いが最初から上限額までになります/厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
- かかりつけ薬局の薬剤師飲み薬の抗がん剤と、ほかの薬・サプリメント・食べ物との飲み合わせは、薬局で確かめられます。お薬手帳を1冊にまとめておくと早いです。
REFERENCE 参考資料
- アムジェン「ルマケラス錠120mg 添付文書」(販売開始2022年4月)(https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/112292_4291076F1022_1_06)、同 医薬品インタビューフォーム(開発の経緯:2021年5月米国迅速承認、2022年1月日本承認、2025年9月結腸・直腸癌。KRAS G12C変異は白人の肺腺癌の約13%、日本人の非扁平上皮癌の約4.5%、日本人の大腸癌の約2.8%)
- 厚生労働省「薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和8年8月13日適用)」(https://www.mhlw.go.jp/topics/2026/04/tp20260401-01.html)
- Parada LF, et al. Human EJ bladder carcinoma oncogene is homologue of Harvey sarcoma virus ras gene. Nature. 1982;297(5866):474-478(https://doi.org/10.1038/297474a0);Tabin CJ, et al. Mechanism of activation of a human oncogene. Nature. 1982;300(5888):143-149(https://doi.org/10.1038/300143a0);Reddy EP, et al. A point mutation is responsible for the acquisition of transforming properties by the T24 human bladder carcinoma oncogene. Nature. 1982;300(5888):149-152(https://doi.org/10.1038/300149a0)
- Cox AD, et al. Drugging the undruggable RAS: mission possible? Nat Rev Drug Discov. 2014;13(11):828-851(https://doi.org/10.1038/nrd4389);Ostrem JM, et al. K-Ras(G12C) inhibitors allosterically control GTP affinity and effector interactions. Nature. 2013;503(7477):548-551(https://doi.org/10.1038/nature12796);Canon J, et al. The clinical KRAS(G12C) inhibitor AMG 510 drives anti-tumour immunity. Nature. 2019;575(7781):217-223(https://doi.org/10.1038/s41586-019-1694-1)
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- U.S. Food and Drug Administration. FDA approves daraxonrasib for metastatic pancreatic adenocarcinoma. 2026年8月26日(https://www.fda.gov/drugs/resources-information-approved-drugs/fda-approves-daraxonrasib-metastatic-pancreatic-adenocarcinoma);ふくろう訪問クリニック「米FDAが膵臓がんの新薬「ダラクソンラシブ」を承認」2026年8月27日(https://fukurou.fukuoka.jp/column/2030/)
- 国立がん研究センター がん情報サービス「膵臓がん 治療」2026年3月19日更新(https://ganjoho.jp/public/cancer/pancreas/treatment.html)、「肺がん 治療」2026年8月26日更新(https://ganjoho.jp/public/cancer/lung/treatment.html)、「大腸がん(結腸がん・直腸がん) 治療」2025年3月24日更新(https://ganjoho.jp/public/cancer/colon/treatment.html)

