開発中止寸前だった薬が、世界一売れる薬になった
この抗体は、オランダの会社で自己免疫病の薬を探す研究から生まれ、会社が2度買収されるうちに忘れられ、2010年には「他社に譲る」候補の一覧に載っていました。競争相手の成果を見て復活し、90歳の元大統領の脳転移を消し、いま世界で最も売れる薬になっています。 肺がんの初回治療で5年生存率を16%から32%にした試験、PD-L1 の量で単独か併用かを選ぶ仕組み、臓器を問わず遺伝子で薬を選ぶ史上初の承認、免疫関連有害事象を「いつ」「どこで」見つけるかの一覧、年約680万円の薬代と、2026年9月に承認された1〜2分の皮下注まで書きます。
この回の結論
- ペムブロリズマブは、オランダの会社で自己免疫病の薬として作られ、会社が2度買収されるうちに忘れられ、2010年には開発中止の候補になった抗体です。競争相手(ニボルマブ、第39回)の成果を見て復活し、2014年、米国で最初の抗PD-1抗体として承認されました。
- 肺がんの初回治療で、殺細胞薬より生存を延ばした最初の免疫の薬です。PD-L1 が多い肺がんでは5年生存率が16%から32%になり、殺細胞薬との併用で PD-L1 が少ない人にも広がりました。「臓器ではなく遺伝子で薬を選ぶ」最初の承認(MSI-High)も、この薬です。日本の効能は23、世界で最も売れる薬になりました。
- 副作用は免疫が自分の体を攻めるもので、見つけ方は第38・39回と同じです。この回では、副作用を「いつ」「どこで」見つけるかを一覧にしました。薬代は1回約40万円、年約680万円。2026年9月には、1〜2分で打てる皮下注(キイジェクト)が日本で承認されました。
この薬のプロフィール
| 一般名(商品名) | ペムブロリズマブ(キイトルーダ点滴静注)。皮下注はキイジェクト配合皮下注(2026年9月承認) |
|---|---|
| 薬の家族 | 免疫チェックポイント阻害薬(抗PD-1抗体)。ニボルマブ(第39回)と同じ場所をふさぐ |
| 主に使うがん | 非小細胞肺がん(初回から。術前・術後も)、悪性黒色腫、頭頸部がん、食道がん、胃がん、尿路上皮がん、腎細胞がん、子宮体がん、子宮頸がん、乳がん(トリプルネガティブ)、胆道がん、中皮腫、卵巣がん、ホジキンリンパ腫、MSI-High と TMB-High の固形がん(計23の効能) |
| 使い方 | 点滴(30分)。1回200mgを3週間ごと、または400mgを6週間ごと。術後補助療法は12か月まで。多くのがんで殺細胞薬と併用する |
| 日本での承認 | 2016年9月(悪性黒色腫)。同年12月 肺がん、2018年12月 MSI-High の固形がん(臓器を問わない承認)、以後、毎年のように効能が追加 |
| 薬価の目安 | キイトルーダ点滴静注100mg 199,462円(薬価基準、令和8年8月13日適用)。キイジェクトは2026年9月時点で薬価未収載 |
SECTION 01 生まれた日:棚に上げられた抗体が、競争相手の成果で降ろされた
この抗体は、2000年代のはじめ、オランダの製薬会社オルガノンで、がんとは関係なく「免疫を抑える薬」を探す研究から生まれました。PD-1 をふさぐ抗体を作ってみると、免疫を抑えるどころか逆に強めることが分かり、がんの薬の候補に姿を変えます(Kwok ら、Hum Vaccin Immunother 2016)。 ところが2007年にオルガノンは米国シェリング・プラウに、2009年にはシェリング・プラウがメルク(日本ではMSD)に買収されます。抗体は、大きな会社の中で優先順位の低い候補になり、2010年には「他社に譲る」候補の一覧に載っていました。
棚から降ろしたのは、競争相手でした。2010年、ブリストル・マイヤーズ スクイブの抗PD-1抗体(のちのニボルマブ)の第1相試験で、がんが縮んだ患者が報告されます(Brahmer ら、J Clin Oncol 2010)。メルクは方針を変え、2011年1月に最初の患者へ投与。 第1相試験としては史上最大の1,235人を登録し、2013年、悪性黒色腫の38%が縮んだと報告(Hamid ら、NEJM 2013)。同じ年に米国の「画期的治療薬」に指定され、2014年9月4日、悪性黒色腫で承認されました。日本の承認より2か月遅れて世界で2番目、米国では最初の抗PD-1抗体でした。
2015年8月、当時90歳のカーター元米国大統領が、悪性黒色腫が肝臓と脳(4か所)に転移したと公表し、手術と放射線とこの薬で治療を受けました。4か月後、「がんは見つからなくなった」と発表。翌年、治療を終え、2024年12月に100歳で亡くなるまで再発はありませんでした。 「90歳の脳転移が消える」この報道が、免疫チェックポイント阻害薬を世界中の人が知るきっかけになりました。日本では2016年9月28日に承認、2017年2月に発売されました(キイトルーダのインタビューフォーム)。
- 2000年代初めオランダのオルガノン社で、免疫を抑える薬を探す研究から抗PD-1抗体が生まれる。
- 2007〜2009年会社が2度買収され、メルクの中で優先順位が下がる。2010年、他社に譲る候補に。
- 2010年競争相手の抗PD-1抗体の成果を見て復活。2011年1月、最初の患者に投与。
- 2013年悪性黒色腫で38%が縮む(Hamid ら、NEJM 2013)。米国の「画期的治療薬」に指定。
- 2014年9月4日、米国で承認。米国初の抗PD-1抗体。
- 2015年カーター元大統領の脳転移が消える。肺がんの第1相試験で、PD-L1 の多い人ほど効くと報告(Garon ら、NEJM 2015)。
- 2016年9月28日、日本で承認(悪性黒色腫)。12月、肺がんの初回治療に承認。肺がんで殺細胞薬を超える(Reck ら、NEJM 2016)。
- 2017年5月、米国で「臓器を問わず MSI-High のがん」に承認。史上初。日本は2018年12月。
- 2024年世界の売上約295億ドル。世界で最も売れる薬に。
- 2026年9月16日、1〜2分で打てる皮下注(キイジェクト配合皮下注)が日本で承認。
SECTION 02 どうやって効くのか:ニボルマブと同じブレーキを、少し違う手でふさぐ
ペムブロリズマブは、ニボルマブ(第39回)と同じく、T細胞のブレーキ PD-1 に結びついて、がん細胞の PD-L1 がブレーキを押せないようにします。効き方も副作用も、ニボルマブとほぼ同じです。 違いは抗体の設計の細部(人の抗体に近づける方法)と、試験の組み立て方でした。メルクは「PD-L1 の多い人を選ぶ」試験を先に、「殺細胞薬と併用してすべての人に使う」試験を後に、と順番を決めて進め、肺がんの初回治療を先に取りました。
- PD-L1 が多い人には単独で肺がんの初回治療で、がん細胞の半分以上に PD-L1 がある人には、殺細胞薬を使わず、この薬だけで治療できます。副作用の少ない治療を、検査で選べるようになりました。
- PD-L1 が少ない人には殺細胞薬と一緒に殺細胞薬でがん細胞が壊れると、中身が免疫に見つかりやすくなります。この「見つけやすさ」に免疫のブレーキ外しを足すと、PD-L1 が少ない人にも効きます。肺がん以外の多くのがんも、この形で承認されています。
- 変異の多いがんには、臓器を問わずMSI-High や TMB-High(変異の量が多い)のがんは、大腸でも子宮でも胃でも、よく効きます。「がんのできた場所」ではなく「がんの遺伝子の状態」で薬を選ぶ、最初の承認になりました。
SECTION 03 なぜ世界一売れる薬になったのか:肺がんの初回治療を取った
2016年、治療歴のない進行した非小細胞肺がんで、がん細胞の50%以上に PD-L1 がある305人を、くじ引きで「ペムブロリズマブ単独」と「白金製剤(第7・8回)を含む殺細胞薬」に分けました。無増悪生存期間の中央値は殺細胞薬6.0か月に対して10.3か月、死亡のリスクは40%減りました(Reck ら、NEJM 2016)。 5年後の追跡では、5年生存率が殺細胞薬16.3%に対して31.9%。進行した肺がんの3人に1人が5年生きる、初めての結果でした(Reck ら、J Clin Oncol 2021)。
2018年には、PD-L1 の量を問わない616人で、殺細胞薬(ペメトレキセド、第12回+白金製剤)にこの薬を足すと、1年生存率が49.4%から69.2%になり、死亡のリスクが51%減りました(Gandhi ら、NEJM 2018)。PD-L1 が少ない人も、併用なら効く。肺がんの初回治療は、ほぼすべての人で免疫の薬を含むものになりました。
悪性黒色腫では、イピリムマブ(第38回)との直接比較で生存を延ばし(Robert ら、NEJM 2015)、手術のあとの再発予防でも再発を43%減らしました(Eggermont ら、NEJM 2018)。 そして2017年、大腸・子宮・胃・膵臓など12種類の MSI-High のがん86人で、53%が縮み、21%は完全に消えました(Le ら、Science 2017)。米国はこの結果で、史上初めて「がんの種類を問わない」承認を出しました。
| 場面 | 使い方 | 決め手になった試験 |
|---|---|---|
| 進行した非小細胞肺がん、初回(PD-L1 50%以上) | 単独 | KEYNOTE-024(Reck 2016・2021、5年生存16→32%) |
| 進行した非小細胞肺がん、初回(PD-L1 を問わない) | 白金製剤+ペメトレキセド(または パクリタキセル)と併用 | KEYNOTE-189(Gandhi 2018、1年生存49→69%)、KEYNOTE-407 |
| 非小細胞肺がん、手術の前後 | 術前に殺細胞薬と併用4回、術後に単独13回 | KEYNOTE-671 |
| 悪性黒色腫(進行、術後補助) | 単独。術後は12か月 | KEYNOTE-006(Robert 2015)、KEYNOTE-054(Eggermont 2018、再発43%減) |
| MSI-High・TMB-High の固形がん(標準治療のあと) | 単独。がんの種類を問わない | Le 2017(12種類のがんで53%が縮小) |
| 頭頸部、食道、胃、尿路上皮、腎、子宮体、子宮頸、乳(トリプルネガティブ)、胆道、中皮腫、卵巣、ホジキンリンパ腫 | がんごとに単独・併用が決まっている | 各がんの第3相試験(添付文書の臨床成績) |
表1 ペムブロリズマブの主な使われ方(添付文書と主な試験による)。効能は2026年9月時点で23。同じ肺がんでも PD-L1 の量で単独か併用かが変わる。
肺がんの初回治療に単独で使うときは、承認された検査で PD-L1 の量を確かめます。MSI-High と TMB-High は「がん化学療法後に増悪した」「標準的な治療が困難な場合に限る」という条件つきで、がん遺伝子パネル検査(第48回)や専用の検査で確かめてから使います。 ニボルマブと同じく、EGFR や ALK の変異がある肺がんでは対象になりにくく、術後補助療法には期間(12か月)と回数の上限があります。2026年9月に承認された皮下注(キイジェクト)は、点滴と同じ23の効能で使えます。
SECTION 04 副作用と、家でできること:免疫関連有害事象を「いつ」「どこで」見つけるか
添付文書では、間質性肺疾患3.8%、大腸炎2.3%、重度の下痢2.6%、甲状腺機能低下14.4%、甲状腺機能亢進5.6%、下垂体炎0.5%、副腎機能不全1.1%、1型糖尿病0.3%、腎不全1.7%、心筋炎0.2%、重症筋無力症0.1%、脳炎0.1%、点滴中の反応3.3%です。 肝炎、皮膚の重い障害、ぶどう膜炎、筋炎、膵炎も記されています。頻度と顔ぶれは、ニボルマブ(第39回)とほぼ同じです。
免疫チェックポイント阻害薬の副作用は、この連載で3回目になります。ここでは「見つけ方」を一覧にします。皮膚(かゆみ、発疹)は最も早く、治療開始から数週間。腸(下痢、腹痛)は1〜2か月。肝臓(採血で分かる、症状は出にくい)は1〜3か月。肺(息切れ、乾いた咳)は2〜3か月が多いが、いつでも。内分泌(甲状腺は1〜3か月、下垂体・副腎は2〜4か月、1型糖尿病はいつでも)。心臓・神経・筋肉(胸痛、まぶたが下がる、脱力)はまれだが、最初の1〜2か月に急に進む。
家でできることは、3つです。記録する(便の回数、体温、体重、皮膚の変化を、週に1度は書く)。採血の予定を守る(甲状腺・副腎・肝臓・血糖は、症状が出る前に採血で分かる)。「いつもと違う」で連絡する(風邪、加齢、がんのせいにしない)。 多くの副作用は、早く見つければステロイドで治り、治療を続けられます。
-
こんなときは階段で息が切れる、乾いた咳、微熱(風邪と思っても)こうする間質性肺疾患の合図。その日のうちに治療した病院へ連絡する
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こんなときは1日3〜4回以上の下痢、腹痛、血や粘液の混じる便こうする大腸炎の合図。整腸剤で様子を見ず、その日のうちに連絡する
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こんなときはのどの渇きと多尿、または 動けない疲れと吐き気と血圧低下、または 胸痛・脱力・物が二重に見えるこうする1型糖尿病・副腎不全・心筋炎や重症筋無力症の合図。すぐ受診、夜間なら救急に電話する
自己免疫の病気、間質性肺炎、臓器移植の経験は治療前に伝えます。市販の風邪薬や漢方薬を含め、新しく飲む薬は「免疫の薬を使っている」と伝えてから。予防接種は、生ワクチン以外(インフルエンザ、肺炎球菌、新型コロナ)は受けられますが、主治医に時期を相談します。 副作用の治療で始まったステロイドや甲状腺ホルモンは勝手に減らさず、患者カードとお薬手帳(使った期間)を、他の科と救急で最初に見せます。
免疫チェックポイント阻害薬を使っている患者さんの在宅で、私たちが決めていることがあります。「息切れは、まず肺炎を疑う」「下痢は、まず大腸炎を疑う」「だるさは、まず採血をする」。がんの進行のせいにするのは、それらを除いてからです。 この順番を守るだけで、見逃しはかなり減ります。
皮下注(キイジェクト)が承認され、投与が30分の点滴から1〜2分の注射になります。将来、外来の負担がさらに軽くなれば、通院がつらい方の選択肢が増えるでしょう。ただし、副作用の顔ぶれは点滴と同じです。「注射が簡単になった」ことと「副作用が軽くなった」ことは別だと、家族には伝えています。
SECTION 05 薬価と自己負担:1回約40万円、年約680万円
キイトルーダ点滴静注100mgは199,462円。1回200mg(2本)で398,924円、3週間ごとなら年17回で約680万円。6週間ごとの400mgでも年の薬代はほぼ同じです(薬価基準、令和8年8月13日適用)。殺細胞薬と併用すればその薬代が加わり、術後補助療法なら12か月で終わります。
自己負担は高額療養費の上限までで、70歳未満・年収約370〜770万円なら月85,800円+(医療費−286,000円)×1%、4か月目からは44,400円。70歳以上・一般なら外来は月22,000円が上限です(第1回の表1)。 発売時(2017年2月)の薬価は100mgで410,541円でしたが、対象患者の広がりにともなう引き下げが続き、いまは発売時の半額以下です。この薬の年間の売上は世界で約4兆円を超え、日本でも最も医療費を使う薬の1つです。
「開発中止の候補」から「世界一」まで、決めたのは薬の中身ではなかった。
ペムブロリズマブとニボルマブは、効き方も副作用もほぼ同じ薬です。片方が世界一売れ、片方が薬価の騒動に巻き込まれた差は、薬の中身ではなく、「誰に、どう使うか」を決めた試験の順番と、会社の判断でした。 2010年に棚に上げられていた抗体が、いま年に4兆円売れている。薬の運命は、分子の良し悪しだけでは決まりません。
在宅で私たちが見るのは、その薬を使ったあとの暮らしです。免疫の薬の副作用は3回にわたって書きました。皮膚、腸、肝臓、肺、内分泌。順番と時期を知っていれば、家で見つけられます。「がんの薬は病院のもの」ではなく、家で見守るものになった。この3回で伝えたかったのは、そのことです。
「この薬、家ではどう気をつければいいですか」と聞ける主治医を、持ってください。
ふくろう訪問クリニックは、福岡市早良区の在宅医療のクリニックです。 ご自宅はもちろん、有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホームへも医師が伺います。 病院で抗がん剤の治療を受けながら、家での体調管理や副作用の相談をしたい。飲み薬の治療を家で続けている。 病院の治療を終えて、これからの暮らしを考えたい。どの段階のご相談でもかまいません。ご家族だけでのお問い合わせも歓迎します。
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Q&A よくある質問
この回のチェックリスト(第40回ぶん)
- 便の回数、体温、体重、皮膚の変化を週に1度は記録する。
- 甲状腺・副腎・肝臓・血糖の採血の予定を守る。症状が出る前に採血で分かる。
- 息切れは肺炎、下痢は大腸炎、だるさは採血。がんのせいにするのは、それらを除いてから。
- 新しく飲む薬(市販薬・漢方を含む)とワクチンは、「免疫の薬を使っている」と伝えてから。
- 患者カードとお薬手帳(使った期間)を持ち歩き、他の科と救急で最初に見せる。
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薬のこと・お金のことの相談先
電話番号や制度の内容は変わることがあります。最新の内容は各ページでご確認ください。治療中の方も、治療を終えた方も、ご家族だけでも相談できます。
- 治療を受けている病院の外来・化学療法室副作用が出たとき、まず連絡する先です。夜間や休日の連絡先は、治療の説明書や「治療日誌」に書かれていることが多いので、目につく場所に貼っておいてください。
- がん相談支援センター治療や薬のこと、お金や仕事のことを無料で相談できます。県内すべてのがん拠点病院にあり、その病院にかかっていなくても利用できます/福岡県「福岡県内のがん拠点病院がん相談支援センター」
- がん情報サービス(国立がん研究センター)がんの種類ごとの標準治療と、使われる薬の情報を、公的機関がまとめています/ganjoho.jp
- くすりのしおり(くすりの適正使用協議会)処方された薬の飲み方・注意・副作用を、薬の名前で調べられる患者向けの情報です/rad-ar.or.jp/siori
- 高額療養費制度の窓口(加入している健康保険)1か月の自己負担に上限を設ける制度です。会社の健康保険組合・協会けんぽ・市区町村の国民健康保険・後期高齢者医療広域連合など、保険証(資格確認書)に書かれた保険者に申請します。マイナ保険証を使えば、窓口での支払いが最初から上限額までになります/厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
- かかりつけ薬局の薬剤師飲み薬の抗がん剤と、ほかの薬・サプリメント・食べ物との飲み合わせは、薬局で確かめられます。お薬手帳を1冊にまとめておくと早いです。
REFERENCE 参考資料
- MSD「キイトルーダ点滴静注100mg 添付文書」(販売開始2017年2月)(https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/170050_4291435A2025_1_28)、同 医薬品インタビューフォーム(開発の経緯:2014年9月米国承認、2016年9月28日日本承認、2016年12月19日非小細胞肺癌、2018年12月21日MSI-High固形癌);MSD「抗PD-1抗体/抗悪性腫瘍剤「キイジェクト配合皮下注395mg/790mg」製造販売承認を取得」2026年9月16日(https://www.msd.co.jp/news/product-news-20260916-3/)
- 厚生労働省「薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和8年8月13日適用)」(https://www.mhlw.go.jp/topics/2026/04/tp20260401-01.html)
- Kwok G, et al. Pembrolizumab (Keytruda). Hum Vaccin Immunother. 2016;12(11):2777-2789(https://doi.org/10.1080/21645515.2016.1199310);Brahmer JR, et al. Phase I study of single-agent anti-programmed death-1 (MDX-1106) in refractory solid tumors. J Clin Oncol. 2010;28(19):3167-3175(https://doi.org/10.1200/JCO.2009.26.7609)
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